私は絵筆を折った

元低収入自称イラストレーターがイラストレーター志望の方に現実を教えるブログです。

イラストレーターは何故稼げないのか

結論から言うと、なりたい人が多く希少性が無ければ依頼主はいくらでも安く買い叩けるからです。

 

Twitterを見ていると

 

お仕事募集中!

 

絵の仕事を募集中です!有償無償問いません!

 

なんて書いている方いっぱいいますよね?

 

そもそもこの仕事って絵がうまいのは勿論ですが、絵の仕事をする上で必ずコミュニケーションは必須なわけで自ら売り込まないと駄目だと思いますね。

 

特にゲームの絵の仕事をするとすごく思うんですが、仕様書というものをクラアントから貰ってその仕様書に沿ってイラストを描くんですがこの際にアートディレクターというその会社に所属するイラストレーターを束ねる人がいらっしゃるんですね。

 

その方に仕様書の中から抜けている要素なりおかしな部分なり質問等しなければいけないんですが、その際に必要なのがコミュ力と言われるものなんです。

 

実際アート系の専門学校やその類の学校って全部ではないですが、今デザインの仕事を離れて感じるのはコミュニケーションを取ることが苦手な方がとても多いというところですね。

 

また、趣味のもの以外のコミュニケーションができない方がかなり多いと感じました。例を挙げると本人の趣味がゲームや漫画で趣味の話以外をするのが苦手とかそういう類ですかね。自分もかつてそうでしたが、趣味を問わず専門職だとその傾向が強いなとは前から思います。特にアート系はその傾向がめちゃくちゃ強いです。

 

フリーで仕事を受けるとなると特に画力もそうですが、それ以上に営業力とコミュ力

が必須になってくることが多くなってきます。

 

基本フリーの場合、イラストの仲介を通したりデザインの会社が依頼主でない場合相手は絵に関しての市場価値に関する知識も作業工程も全くわからない完全な素人が大半です。

 

特に日本のこの手のクライアントは絵や音楽などクリエイティブなものはファンや俗に言われるオタク出ない限り無料で見たりYouTubeで無料で聞くのがかなり一般化してきているのでそういうものにお金を払いたがらないのです。無料サービスが普通になってきているので。

 

実際例えばソーシャルゲームの企画だと売れると見込めるコンテンツをゲーム化し、なるべく予算を抑えてなおかつ収益を見込めるものと考えるたり企画をする人というのは正直コミュ力がある方がやってることが多い気がしますね。

 

実際企画とかそういうことができる方って多分収入あると思いますよ。そういう方が現場で仕事をするイラストレーターの方に仕事をアートディレクターを通して案件を振るわけですからね。あくまでイラストレーターはその仕組みの中の末端業務なのですから。

 

あくまで自らの仕組みで稼ぐ方法を見つけないとフリーのイラストレーターはマックの店員以下の原稿料で働く羽目になりますよ。会社所属か自分で事務所作れるレベルじゃない限りね。

 

大手のゲーム会社の社員やデザイン事務所はまだ福利厚生があって毎日残業2時間程度で済めば良いほうです。

みなし残業制や年俸制で正社員でもボーナス無い場合もあるのでまぁ社員でこの業界に入っても体を壊して30歳で退職なんてザラですが志願者はたくさんいるので下手したらそもそも派遣で使い潰すのが前提だったりしますので将来性は全くないです。その上描きたくないものを描かないといけない事の方が多いのですから。

 

まぁ、本気でイラストレーターを目指すならコミュ力を上げるのが先ですね。フリーになるなら更に交渉やお金の知識税金の知識がもっと必須です。

 

こんなこと言ってたら絵をかくのとExcelいじってるか位の違いで根本的に必要なものは一般の職業と変わらんのですよ。もしコミュ力がなくて逃げで安易にアート系のこの職業を選ぶのであればやめておくのをオススメします。

 

そしてソーシャルゲームも収益モデルが持たなくなってきたのか、日本のソーシャルゲームはメディアミックス系ばかりになってきましたね。私の知ってる方も5年程前にこういう未来になるって言ってました。

 

そんなわけでだんだんトップクリエーターを除きイラストレーターが必要なくなってきたのです。必要なのは絵柄合せができて実績公開NGでも受けてくれる数合わせのイラストレーター位です。大体この手の仕事は価格破壊の単価のことが多いです。

 

これがイラストレーターが安く買い叩かれるし安く使われる理由です。

 

じゃあの~